Certified PU (for EU : RoHS / US : PROPOSITION 65)
🇪🇺欧州RoHS・🇺🇸カリフォルニア州 PROPOSITION65 規制対応のポリウレタン合成皮革
近年、日本のライフスタイル・ステーショナリーブランドも、日本資本の大手書店の海外店舗展開等にともない、また日本発のキャラクターグッズの人気拡大に合わせて、欧米諸国への製品輸出が増えています。
特に欧州(EU)🇪🇺と、米国🇺🇸カリフォルニア州においては、その製品の原材料に含まれる「有害物質」(発がん性を有する等)を排除する規制(RoHS・PROPOSITION65等)が強化されており、日本のブランドにおいても、デザイン・企画当初から、それらに合わせた材料を選択することが重要になってきています。
例えば、日本製のステーショナリー雑貨(ダイアリーカバーや熱溶着で作られるポーチ等)には、現在でも「PVC合成皮革」が多く使われております。しかし、一般的なPVCの(柔らかくして加工し易くするための)「可塑剤」に含まれる「フタル酸」は、欧州・米国カリフォルニア州において完全に禁止されており、「フタル酸」が含まれる商品は基本的にこれらの地域に輸出することができません。
*有害物質が含まれている旨の警告表示を付けることにより販売はできますが、現地の消費者にはネガティブな印象を与えてしまい、販売に影響します。また、必要な警告表示を付けずに(禁止物質が含まれた)製品を販売をすると、多額の罰金を課せられる場合があります。
お問い合わせ ▶︎ info@at-fine.com
弊社では、RoHS・PROPOSITION65等の規制をクリアする(必要な検査済・認証済ドキュメントの提示ができる)ポリウレタン合成皮革材料をご提案しています。
一例として、ステーショナリー(主にダイアリー)・スモールレザーグッズ用の合皮では、イタリア・Synt3社の技術協力をえた、高品質でコスト競争力のある合成皮革材料(中国生産)を手配することが可能です。
当該工場は、トップブランドのスポーツ用品(FIFA認定ボール用の材料を含む)・自動車内装・日本の大手家具ブランドにポリウレタン合成皮革を供給しており、製造加工技術・品質管理面では世界随一の高いレベルを誇ります。
高い質感のテクスチャに合わせて、耐摩耗性・耐変色性・耐黄変性・耐加水分解性・耐酸性・耐アルカリ性に優れており、耐用年数が長い合成皮革です。
重金属、有機すず、AZO、PFCを含まず、DMF含有量が少なく、5ppm未満の要件を満たすことが可能です。
また、Oeko-Tex Standard 100、環境マネジメントシステムISO14001認証を得ています。
あわせて、欧州REACH、RoHS、EN-71-3、DIN38407(ISO17353)、EN14362(AZO)、DIN53315、DIN53314(EN ISO17075)、EN 2006 122 EC(PFOS)、EN、アメリカ・カリフォルニア州のPROPOSITION 65の要件をクリアしています。